【研究室内で任意で移動させたい!洗浄性の高い仕様を希望!】KMβ

【研究室内で任意で移動させたい!洗浄の高い仕様を希望!】KMβ

研究施設向け設備に詳しい商社のE社様からエンドユーザーである農薬メーカーのK社様の研究施設より「台車付にして研究室内で動かせるような遠心分離機を購入検討している」とのご相談を頂きました。

検討理由は、生産中はウォークインドラフトチャンバーに遠心分離機を入れ、生産後はそこから遠心分離機を取り出し、別の機器を入れる事により限られた生産スペースの中で、状況に合わせた生産スタイルを取りたいとの事でした。

また処理量としては、1バッジ当たり液量3リットル(固形分1㎏)という少量生産であり、人の手で濾過後の製品を取り出し、次工程である乾燥工程に持っていきたいとの事でした。

また、研究施設との事で、単一製品ではなく、様々な製品を試すことも想定して、機械の洗浄性を重視されるとの事でした。

そして生産の際は回転数等細かく任意で選択したいとの事で、インバータ駆動を考えているとの事でした。

最後に弊社より納入後のメンテナンス体制につきましてもご提案いたしました。

その結果、KMβ10+M(上部排出型遠心分離機)をご購入いただきました。

選定理由の要因は、ケーシング開閉機構バスケットフラットタイプによる高い洗浄性を評価して頂きました。

また、台車付とする事で遠心分離機を生産スケジュールに合わせて任意で動かせる事と弊社の納入後のフォローアップ体制につきましても、評価いただきました。

ご採用いただいたKMβ

POINT

ケーシング開閉機構

ケーシング開閉機構を用いることで、接液部の目視確認及び洗浄性が格段にアップ。

開閉機構が無い場合、接液部の確認には重量物作業が必要になるが、こちらの機構を用いることでその必要性はなくなり、ボタン一つで開閉作業を行うことが可能。

オイルレスをご所望の場合は、通常油圧シリンダーを用いるが電動シリンダーを採用することでオイルを使用せずに開閉することも可能。(機種及びサイズによって、可否あり)

バスケットフラット

バスケット底部のスワブ確認が容易。

洗浄性を重要視される場合はケーシング開閉機構と併せる事により、洗浄確認可能な範囲が広がり、洗浄性を重要視されるユーザー様の声に応える形でご好評いただいております。

バスケットフラット

台車付遠心分離機

遠心分離機を移動式台車に乗せる事により、遠心分離機を任意の位置まで移動させることが可能。

限られた生産スペースやドラフトチャンバーを使用される場合、また生産スケジュールに合わせる形で設置場所は変えず機器を入れ替える場合等、手軽に機器移動を行う事が出来、様々なシチュエーションに合わせて臨機応変に設置場所変更を実現。

(機種及びサイズによって可否あり)

台車オプション

メンテナンスとアフターサービス

弊社では、遠心分離機のトップメーカーとしての実績と経験をもとにした迅速で正確なサービスをお届けしております。

教育訓練の行き届いたエンジニアをはじめ、ソフト面でのサービスの充実や、消耗部品をはじめとするパーツ類の確保、そして、万一の処理や補修などのハード面での対応においても、きめ細かく質の高いアフターフォロー体制で臨んでいます。

また近年はカスタマーセンターを新設し、緊急を要する技術的問題に対してお電話にて直接的に弊社技術部とやり取りが出来る窓口を設けております。

以上の事より、弊社は、機種の検討段階から設置、運転まで、製造工程そのものをお客様と共に考えつくりあげていく、研究開発設備と生産設備のサポーターとしてお手伝いさせていただいております。

納入企業様

農薬メーカーK社様

納入機種

ご採用いただいたKMβ


 

機種別、業種別納入事例まとめ


 

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