ろ布交換不要★残結晶回収にもうってつけ!
化学品メーカーのD社様から「ろ布交換が毎回面倒かつ、ろ布の毛羽によるコンタミネーションを防止したい」とのご相談をいただきました。
そこで、ろ布交換の必要ない電子ビームスクリーン、焼結金属のろ材が設置可能なMARKⅢβをご提案いたしました。
当社の遠心分離機をお使いいただいた結果、
・作業工数の短縮(月に8工数程度)
・バッチごとの結晶回収量の増加(1バッチ数キロ~数十キロ)
を達成することができ、工数の短縮と結晶回収量の増加についてお喜びの声をいただきました。
【POINT】
濾布交換の手間がかからず作業効率UP
焼結金属という交換の必要がない金属ろ材を用いることにより、ろ布交換の手間が省け、人手がかからず生産効率が向上いたしました。
➀遠心分離機として標準的なろ過材は現在でもろ布を使用しているユーザーが大半です。しかし、金属ろ過材を使用するユーザーもおられます。
金属ろ過材最大のメリットは、ろ布交換が不要となるところ。
遠心分離機内部は溶剤やN2雰囲気下にあることが多く、ろ布交換を実施する作業員は常に危険と隣り合わせとなります。
このような危険作業を取り除くだけで、現場作業の安全性は飛躍的に向上します。
②掻取刃の隙間を従来の12.5㎜から5㎜まで狭くすることができ、N2ブローの剥離とも相性が良いことから、1バッチの回収量を増やすことが可能です。
またろ布の毛羽によるコンタミもありません。
③弊社の製品での代表例は電子ビームスクリーンが主流でしたが、この度「焼結金網」も電子ビームスクリーンと同様の取付け方法が可能となりました。
電子ビームスクリーンと同様に、バスケットに分割して嵌め込み装着ができるため、ろ布のように倒れてきたり、ろ過漏れを起こすリスクがありません。
納入企業様
化学品メーカーのD社様
納入機器
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