クラス100,000の清澄度の高いクリーンルーム内で使いたい
医薬品の原薬製造を行っているメーカーJ社様より、「クラス100,000のクリーンルーム内できるだけロスなく製品を多く回収できる遠心分離機を使いたい」とのご相談をいただき、
処理量(バスケット容量)が多く、ベルトの粉塵(異物混入)の恐れが無いMARKⅢβに残結晶剥離装置のSCREWを搭載した仕様でご提案、納入させていただきました。
当社の遠心分離機をお使いいただいた結果、クラス100,000の清澄度の高いクリーンルーム内でも問題なく使用でき、製品である医薬品の回収率も従来の遠心分離機よりも向上し、コンパクトな設置場所で低振動・低騒音で医薬品製造が可能となりました。
【POINT】
異物の発生を極力抑えた新設計
通常の部品よりも異物の発生を極力抑えた残結晶剥離装置SCREWを新しく設計いたしました。
お使いになられるクラス100,000の清澄度の高いクリーンルーム内でも問題なく使用できるようにお客様と何度もお打ち合わせの上で改良を行いました。
残結晶剥離装置SCREWの動き方はこちら。
作業エリアをクリーンに
駆動用のVベルトが存在しないため、摺動による粉塵の発生がなくなり、電動機にカバーを取り付けることによって作業エリアをクリーンに保つことが可能です。
メンテナンスの手間を省く
駆動用のVベルトが存在しないため、ベルト調整の手間や、長期使用による万が一のベルト破断等のトラブルを排除できます。
大容量でも設置面積を小さく
当社のMARKⅢβでは遠心分離機の中央上部にモーターを配置しているため、遠心分離機の電動機台を遠心分離機の横に設置する必要がありません。
限られたエリアの中でも、設置面積をコンパクトに抑えることが可能です。
低振動、低騒音
既存の他社製横型遠心分離機と比較し、遠心分離機の中央上部にモーターを配置しているため、振動も低く、機械の騒音の低減にも貢献しているとの高評価をいただいております。
納入企業様
医薬品の原薬製造を行っているメーカーJ社様
納入遠心分離機
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