ろ過機の中で結晶を再溶解したい
化粧品メーカーのN社様の「遠心分離機の無孔壁で遠心力を掛けると壁にケーキ(結晶)が付着するので、そのケーキを遠心分離機の中で再溶解したい」とのお話からろ過機内で結晶を再溶解できる遠心分離機をご提案、納入させていただきました。
当社の遠心分離機をお使いいただいた結果、溶解槽という機械を設置する必要がなくなり工場内の省スペース化、また溶解槽購入の必要がなくなることによって投資費用を大幅に削減することができました。
ご提案した化粧品製造用 遠心分離機BM
【POINT】掻取刃で洗浄液を結晶にかけて溶解
従来では遠心分離機でろ過、溶解槽で再溶解、その後さらに遠心分離機でろ過するという工程があり、化粧品の原料を
「遠心分離機 + 溶解槽 + 遠心分離機」
という複数の機械で処理する必要がありました。
そのため、遠心分離機1台で処理ができるような仕様をご提案しました。
ご提案した遠心分離機のフロー
①スラリーを遠心分離機内へ給液
②遠心力をかけて比重差によって液と固形分を分ける
③スキミングで上澄み液を外へ排出する
④洗浄液を入れる
⑤掻取刃を用いて洗浄液をケーキにかける
⑥遠心分離機内で再溶解させる
⑦遠心力をかけて比重差によって液と固形分を分ける
⑧スキミングで上澄み液を外へ排出する
⑨結晶回収
その結果、遠心分離機の中で再溶解することによって
「遠心分離機+溶解槽+遠心分離機」の計3台
↓
「遠心分離機」の1台のみ
で処理が可能になりました。
溶解槽という機械を設置する必要がなくなり工場内の省スペース化、また溶解槽購入の必要がなくなることによって投資費用を大幅に削減することができました。
納入企業様
化粧品メーカーのN社様
納入遠心分離機
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