【高価な試料で濾過テストにコストがかかる】LAC

高額な試料のテストにコストがかかるのをどうにかしたい

医薬品メーカーのT社様から「高額な薬の試料テストにコストがかかるのをどうにかしたい。少ない量でろ過分離テストができないか?」とのご相談をいただき、少ない試料でもしっかりと厚みをつけたケーキで濾過テストが可能な研究開発用遠心分離機、LACをご提案しました。

実生産前のスケールアップでは実機と同じようにケーキ(濾過後の固体)に厚みをつけて濾過可能かどうかの確認が必要です。

従来のバスケット型遠心分離機では、濾過テストをするために少なくとも20リットルの試料が必要でした。

そこで、少ない試料でもしっかりと厚みをつけたケーキで濾過テストが可能な研究開発用遠心分離機、LACをご提案しました。

当社の遠心分離機をお使いいただいた結果、従来よりもはるかに少ない量の試料でテストをすることができ、実験時間の短縮にもつながり、医薬品の濾過分離テストの効率をUPすることが可能となりました。

納入したLAC

従来の遠心分離機では20リットル(20,000ミリリットル)必要だった試料が、LAC400では400ミリリットルの試料で濾過テストが可能です。

LACテスト試料量比較グラフ

濾過試料が少なくなることにより、濾過の時間も短縮されるため、テストにかかる時間も削減されます。

また、濾過状況が目視で確認できる透明バスケットですので、遠心分離途中のデータログも可能です。

63RU4

POINT

薄型バスケット

バスケットが薄いため、少量の試料でも実生産を想定したろ過抵抗でケーク厚みをつけてテストが可能です。

透明バスケット

遠心分離機の上部から濾過過程が目視できるため、ろ過の速度やろ過が想定通りに進まなかった場合にも原因の特定がしやすく実験時間の短縮につながります。

濾過テストの様子はこちらからご覧ください。(動画は旧タイプでの濾過実験映像です)

納入企業様

医薬品メーカーのT社様

医薬品 薬

納入機器


 

機種別、業種別納入事例まとめ


 

遠心分離機に関するご相談、ご質問、お問い合わせは遠心分離機のパイオニアメーカー松本機械販売までお気軽にご連絡くださいませ。

お問い合わせフォーム