引き取りオーバーホールとは【maintenance in our factory】
機械が設置されているユーザーの工場内から機械本体を搬出し、松本機械グループの工場で遠心分離機など機械を部品単位まで分解して清掃・再組み立て・消耗部品の交換を行い、性能状態を新品に近い状態まで戻す作業のことである。
引き取りOHと略されることもある。
松本機械グループの遠心分離機の引き取りオーバーホールでは機械によって異なるが一例として主に
・主軸部の消耗部品の交換、清掃
・掻取部の消耗部品の交換、清掃
・オーバーフィード防止装置の消耗部品の交換、清掃
・バスケットバランスの点検、修正
・その他摩耗部品の点検
・振動の確認
・機械本体の温度測定
などを行う。
現地オーバーホールと大きく異なる点はバスケットのバランス確認などお客様の工場内では行うことができない細やかな整備点検を行うことが可能なことである。
また、現地では摩耗が発見できたとしても修正できない箇所に関しても、引き取りオーバーホールの場合は機械本体が当社の工場内にあるため部品の修正が可能な場合がある。
引き取りオーバーホールの必要性についてはこちら
定期点検の重要性