【GMP対応の全自動型遠心分離機を導入したい】 DMNβ

【GMP対応の全自動型遠心分離機を導入したい】DMNβ

原薬・中間体製造の製薬会社のT社様から「洗浄効率に特化した全自動型遠心分離機を導入したい」とのご相談を頂きました。少量多品種生産が主となるユーザー様においては、製品切替やバッチ間の洗浄性の確保、および洗浄確認が容易にできることが要求されます。

そこで、今回はケーシング開閉機構に加え、弊社オプションのCIP洗浄・バスケットリフトアップ装置をご提案させて頂き、ご採用頂きました。

⑴ ケーシング開閉機構
⑵ 機内CIP洗浄装置
⑶ バスケットリフトアップ機構

CIP洗浄を実施頂くことで洗浄作業の軽減が可能です。
また、製品によっては高薬理活性の粉体・液体がオペレーターへ曝露するリスクがございますが、密閉状態でCIP洗浄を実施する事で解放時に曝露するリスクを低減することが可能です。
バスケットリフトアップ機構は、従来遠心分離機ではスワブ検査・目視確認が困難だったバスケット裏面の作業性を格段に向上させるオプションです。スワブ洗浄や目視確認を容易に行うことができ、オペレーターの洗浄時の負担を軽減させます。機械的なインターロックとして落下防止機構を搭載しているため、作業時にバスケットが落下して負傷するリスクもございません。

上記のオプションをご採用頂いたことで、洗浄工程のオペレーターの作業軽減や、曝露に対するリスク管理をより具体化できるとの事で高い評価を頂いております。また2次的な効果として、洗浄効率が上がることにより1台の遠心分離機でカバーする品目が増え、生産効率が上昇したとのお声を頂いております。