目詰まりしやすいものの濾過スピードを上げたい
食品製造メーカーのI社様が業務用出汁の製造ラインでの濾過に遠心分離機を検討した際「数種類の出汁の中で濾過途中に濾布の目が詰まり濾過性が悪くなる物があるのでどうにか処理スピードを上げたい」とのご相談をいただきました。
そこで、本来は無孔壁バスケットの機械に設置するスキミング装置を有孔壁バスケットに併設させ、濾布からの脱液と同時に比重差で分離している上澄み液をスキミング回収する仕様をご提案、納入させていただきました。
当社の遠心分離機をお使いいただいた結果、遠心分離機の導入後はなかなか抜けない液をスキミング回収する事で脱液時間を大幅に短縮する事ができました。
【POINT】難濾過性スラリーのハイブリッド脱液~スキミング併設仕様~
難濾過対策スキミング装置併設仕様
有孔壁バスケットでの濾過+スキミング装置による上澄み液の回収。
有孔壁バスケットでの通常濾過と上澄み液のスキミング回収を同時に行う事により、難濾過性スラリーの濾過で最も問題となる脱液時間を短縮する事が可能です。
多品種を生産する際に難濾過が懸念される製品がある場合、このスキミング装置を併設させておく事で難濾過の製品を濾過する際の生産時間短縮が可能になります。
小型テスト機のLACでもこの有孔壁バスケットでの濾過+スキミング装置による上澄み液回収のテストが可能なため、当社研究開発テスト室での濾過テストが可能です。
お客様の製品に必要なろ過条件をヒアリングし、ご希望に最適な機械の仕様を検討、お打ち合わせ。当社での濾過テストまでお任せください。
納入企業様
食品製造メーカー I社様様
納入遠心分離機
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