【遠心分離機の全自動化で省人化をしたい】MARKⅢβ

遠心分離機の自動化

粉末調味料製造メーカーのN社様の「人手をかけず、24時間連続運転で工場の生産を止めたくない」とのお話から全自動生産可能な遠心分離機をご提案、納入させていただきました。

当社の遠心分離機をお使いいただいた結果、原料の投入から排出、機械内部の洗浄まで自動で行うことが可能となり、省人化及び生産効率の向上につながりました。

ご提案機の全自動化仕様のMARKⅢ

お客様の濾過、処理したい製品の粘度や濾過の特性を弊社テスト機にてテストを実施した上で把握。

機械技術メンバー、電気プログラム技術メンバーを加えてお客様の製品に最適な機械の仕様を検討、遠心分離機の動かし方やそれぞれの工程の時間のお打ち合わせを行います。

製品にあわせた運転パターンを作成、お客様からのヒアリングによって最適なプログラムをオーダーメイドで作成いたします。

各セクションの専門スタッフとのお打ち合わせ

一定の期間によって複数の製品を切り替え、1台の遠心分離機で複数の製品の脱水処理を行うため12種類のレシピを作成。

12パターンでの製品処理のプログラムを行いました。

レシピは遠心分離機をお納めした後も随時追加可能です。

電気プログラマーがレシピを作成

遠心分離機への製品投入はオーバーフィード防止装置によって最適な量が投入されると自動で投入が停止され濾過脱水工程が開始されます。

回転数度を自由に変更できる可変速制御を行っているため、製品に最適なG（遠心力）で濾過脱水処理が可能です。

インターロック、異常振動検出装置、回転数補償システムなどを搭載しておりますので、もしもの時にも自動で安全装置が作動します。

濾過脱水工程、結晶洗浄工程の完了後、自動で結晶の掻取と遠心分離機外への排出が行われます。

自動化対応を行う以前はオペレーターの方がスコップで硬い結晶を砕き、遠心分離機の外へかき出しておられました。

自動残結晶掻取装置スクリュー

機内CIP洗浄装置で遠心分離機内も自動で洗浄が可能です。

粉末調味料メーカー　N社様

機種別、業種別納入事例まとめ

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