【メンテナンスや日頃の操作を行いやすくしたい】MARKⅢβ

メンテナンスや日頃の操作を行い易くできるようにしたい

食品メーカーA様より、「各種設定・メンテナンスや日頃の操作を行い易くできるようにインバータ駆動への更新がしたい。でもインバータ駆動式の機械でもこれまで通りのスケジュールで運転を行いたい。」とのご要望がありました。

そこで、お客様の機械の運転状況等をヒアリングし、お打ち合わせの上で掻取装置の1モーションタイプを搭載した仕様でご提案、納入させていただきました。

当社の遠心分離機をお使いいただいた結果、運転状況もほぼ変えることなく、各種設定・メンテナンスや日頃の操作が行いやすくなりました

上部駆動底部排出遠心分離機MARK3

ご提案した上部駆動底部排出遠心分離機MARKⅢβ

【POINT】掻取工程の時間が短縮

掻取1モーションタイプ

掻取1モーションタイプを遠心分離機に搭載することにより、掻取工程の時間が短縮され、ご希望の運転サイクルで生産することが可能となりました。

弊社のインバータ駆動式の搔取装置には下記2つのタイプがあります。

「小さい刃が喰込してから下降をする旋回動作と昇降動作をする2モーションタイプ」

◎2モーションタイプ動作イメージ

「大きい刃が喰込みケーキを一気に掻き落とす旋回動作だけの1モーションタイプ」

◎1モーションタイプ動作イメージ

今回の案件でお客様から大きく下記2点のご要望がありました。

①各種設定・メンテナンスや日頃の操作を行い易くできるようにインバータ駆動への更新がしたい。

②インバータ駆動式の機械でもこれまで通りのスケジュールで運転を行いたい。

インバータ駆動式のメリットとして、油圧駆動式に比べ各種設定・メンテナンス・日頃の操作性は扱いやすくなるので、お客様のご要望①はクリアできると思われます。

しかし、デメリットとしてインバータ駆動は油圧駆動に比べ起動及び制動に時間がかかってしまうため、これまでの運転よりも1バッチにつき5分程度時間が多くかかってしまいます。

濾過性の良い製品のため1バッチの時間が短い事から1バッチに付5分程時間がかかると1日で運転時間が1~2時間程延びてしまう見込みとなりました。

これを解消するために搔取装置を既設の2モーションタイプから1モーションタイプへ変更する提案を行いました。

その結果、運転状況もほぼ変えることなくお客様のご希望の沿うインバータ駆動式への更新が可能となりました。

 納入企業様

食品メーカーA社様

スパイス 食品 イメージ画像

納入遠心分離機

上部駆動底部排出遠心分離機MARK3


 

機種別、業種別納入事例まとめ


 

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