設立86周年のご挨拶

株式会社松本機械製作所は、1939年(昭和14年)9月7日の設立から、本日で 86周年 を迎えることができました。

1938年に創業者・松本福太郎が工作機械・産業機械の製作を始め、翌1939年に法人化。その後、戦災による工場焼失を乗り越え、1947年に再建を果たしました。戦後は製薬・化学工業各社から遠心分離機の修理を委託され、1950年には遠心分離機の製作・販売を専業とするメーカーとして新たな歩みを開始しました。

1960年代以降は、全自動遠心分離機や防爆仕様機の開発、海外メーカーとの技術提携を通じて新技術を積極的に取り入れ、製品の高度化を進めてまいりました。1982年には販売会社「松本機械販売株式会社」を設立し、製造と販売の両輪体制を確立。2001年には品質マネジメントシステムISO9001を取得し、品質の国際基準に則った体制を整えました。

近年では、全量回収型遠心分離機「FLOWM」をはじめとする新機種の開発、本社工場の新設移転(2018年)、各種業界賞の受賞などを通じて「技術の松本」としての信頼をさらに高めています。

この86年の歴史は、ひとえにお客様、パートナー企業、地域社会、そして社員一人ひとりのご支援・ご尽力の賜物であると心より感謝申し上げます。

これからも、時代のニーズに応える分離技術を追求し、持続可能な社会と産業の発展に貢献してまいります。
今後とも変わらぬご支援・ご厚情を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

2025年9月7日
株式会社松本機械製作所