アルミ切粉を溶解して金属を再利用したい
アルミ金属部品メーカーのN社様の「水溶性油を含んだアルミ切粉を溶解炉で溶解してアルミを再形成したい」とのお話から切削屑脱油用遠心分離機のM型をご提案、納入させていただきました。
遠心脱油機の導入後、ロータリーキルンを使うことなく遠心脱油機のみで脱油が可能となり、当初の予算よりも大幅にコストを抑えて、水溶性油を含んだアルミ切粉を溶解炉で溶解してアルミを再形成することが可能となりました。
ご提案した切削屑脱油用遠心分離機のM型
【POINT】脱油率99.9%
アルミ切粉に付着した水溶性油の脱油率99.9%
ロータリーキルンでアルミ切粉に付着した水溶性油を飛ばしてから溶解炉に切削屑を投入しようと検討されていましたが、コストパフォーマンスを重視して脱油用遠心分離機のみで脱油できないかとご相談いただきました。
そこで実際にお客様のアルミ切粉をいただき、当社の脱油用遠心分離機でテスト脱油を行いました。
テスト結果
脱油運転時間:10分
切粉投入量:≒24.62kg
切粉採取量:≒24.01kg ※バスケット内切粉2.24kg含む
採取油量:≒0.28kg
お客様先で脱油後の切削屑を焼いていただき、乾燥状態の切削屑との重量差を測定したところ、0.1%の含油率でした。
テスト結果の脱油率;99.9%
このテスト結果から、ご提案した切削屑脱油用遠心分離機のM型を導入いただきました。
※切粉の素材、形状、水溶性油の種類によって脱油率の結果は異なります。こちらの機種での結果を保証するものではございません。
納入企業様
アルミ金属部品メーカーのN社様
納入遠心分離機
遠心分離機に関するご相談、ご質問、お問い合わせは遠心分離機のパイオニアメーカー松本機械販売までお気軽にご連絡くださいませ。