【1台あたりの処理量を増やしたい】MARKⅢβ

新規建屋の建設で1台当たりの処理量を増やしたい

化学品原料製造メーカーM社様から新規建屋の建設で1台当たりの処理量を増やしたいとのご要望があり、当社で最大の処理量を誇る【上部駆動底部排出型遠心分離機】MARKβをご提案致しました。

当社の遠心分離機をお使いいただいた結果、生産効率も上がり、生産量も増えたというお言葉をいただいております。

納入したMARKⅢβ

通常、MARKⅢの最大サイズ、60×40インチでは最大処理量が940リットルですが、弊社技術部とお客様とのご相談の上1027リットルまで容量を増やす設計を行いました。

その他、処理時間も短縮する為、掻取装置も通常の2モーション(上下、旋回の動作)ではなく【1モーション掻取装置】という大型の掻取刃で旋回のみを行う仕様、及び高圧の空気で結晶を掻き落とす【掻取エアブロー】をご提案いたしました。

POINT

バスケット特殊設計

既存のサイズとは異なる特殊なバスケットサイズを設計することにより処理量を増加させることができました。

1モーション掻取装置

掻取装置を通常では旋回、上昇の2動作で行うところ、バスケットの高さに合わせた大型の掻取装置を搭載することにより旋回のみの1動作で結晶の掻取をさせるため、掻取時間の短縮を実現しました。

掻取エアブロー

掻取装置からエアーを噴射させることにより、掻取装置での通常の削り取り効果に加えて空気圧での結晶の剥離を促進し、さらなる掻取時間の短縮を実現しました。

納入企業様

化学品原料製造メーカーM社

化学品イメージ

納入機器