暴露させずに結晶を自動で全量回収したい
電子材料メーカーのO社様から「暴露させずに結晶を自動で排出したい。かつ、製品単価が高いので全量回収をしたい」とのご相談をいただき、全量回収型遠心分離機「FLOWM」でのご提案させていただきました。
【FLOWMについて】
従来の上排型であれば全量回収が可能ですが、製品の取り出し時に開放状態となるため、異物混入のリスクがあります。更に、オペレーターの手作業による取り出しが必須となるため、オペレーターの負荷が大きく、如いては人件費の負担も大きくなります。
かと言って全自動タイプの底部排出型では、残結晶が発生し、全量回収は困難である上に洗浄性でも上排型に劣後します。
そこで濾布反転式遠心分離機FLOWMが注目されております。
濾布反転式FLOWMは全自動式では必須であった掻取装置を使わず、濾布を反転させることで結晶を取り出すため、全量回収を可能にします。しかも密閉化での生産が可能であり、コンタミや暴露のリスクを低減でき、全自動運転も可能です。優れた洗浄性も有しており、密閉化での洗浄をも可能にします。
更に開閉装置は標準で搭載しており、動力を必要としない仕様のためオイルレスに寄与致します。
少量多品種、全量回収、完全密閉、自動運転これらを可能にした次世代型遠心分離機が、濾布反転式のFLOWMです。
回収量は従来の遠心分離機から数十%UPしております。
【POINT】製品単価が高い製品を全自動で全量回収
バスケットが繰り出し式になっており、製品単価が高い製品を全自動で全量回収が可能です。
【POINT】暴露の危険がなく、オペレータが安全
オペレーターの手作業による取り出しが必要なく、オペレーターの暴露の危険がありません。
【POINT】人件費の削減
オペレーターの手作業による取り出しが必要ないため人件費が削減可能です。
納入企業様
電子材料メーカーのO社様